アウトドアの思い出作りに・・・水彩画にチャレンジしてみよう!

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アウトドアで楽しく過ごした時の思い出は、どのようにして残しますか?今やスマートフォンなどで、簡単!なおかつキレイに写真が撮影できる時代。そしてその画像と共に、場所や感想などを添えてSNSに発信することで、見て欲しい人に伝えられ、自分が見返すことが出来るという、本当に便利な時代です。

しかし『特別な人だけに、自分の感じた感動を、特別な形で伝えたい・・・』『写真とは違う形で思い出を残したい・・・』と思うことはありませんか?そこで、キャンプや登山などアウトドアでの思い出を、アウトドアの楽しみ方のひとつとして水彩画をご紹介します!

水彩画を描くメリット

単に絵を描くといっても、実は脳や体に大きなメリットがあるのをご存知ですか?しかも、アウトドアで絵を描くことによって、より多くのメリットが期待できます。

 

開放感を得られる

絵を描く描いていると、時間が経つのが早く感じる事が多いようです。これは、その作業に集中しているから。ある一つのことに没頭していると、日常のイヤな事などが頭から離れ、一時的に心が解放されます。これは絵を描く事だけに限らず、何に没頭していても得られる効果です。アウトドアの大自然に囲まれた環境で行うことによって、より一層開放感を得られるでしょう。

 

他にはない一品もの

写真を撮影した場合では、誰が撮影しても似たようなものに見えがちです。しかし、水彩画として残すことで、描いている人のその時の感情や、その人の感性、個性が絵に反映され、写真とは違う世界に一つだけのものとなります。

その絵は誰にもマネできない、オリジナルの芸術作品になります。

 

達成感・充実感が味わえる

対象物を観察する時、絵を描いている時、色を作っている時などかなりの集中力を要します。一息入れながら楽しんで描いたとしても、描き終わった後の達成感は大きいものとなり、さらに描いている時間は短くても、充実した濃い時間になるはずです。

描き終わった後の達成感と充実感の余韻に浸る時間も、清々しい気持ちの良い時間となり、素敵な思い出になることでしょう。きっとまた描きたくなること間違いなしですよ!

 

プレゼントとして

『絵が上手じゃないからプレゼントするのは恥ずかしい・・・』なんて思っていませんか?そのようなことは全く気にする必要はありません。描いた人のその時の思いや、感動、描いている時間などがギュッと詰まった特別な一枚なのです。

大きく立派なものではなくても、絵葉書や絵手紙でもじゅうぶん素敵なプレゼントになりますよ!

 

お部屋のインテリアとして

描いた絵を、額縁やフォトフレームなどに入れ、お部屋のインテリアとして壁に掛けたり、家具の上に置いたりしてもステキですね。目につきやすい場所に配置することで、その時の思い出が色褪せることなく、いつも鮮明に思い出すことが出来ます。その度に気持ちも安らぎリフレッシュできるかもしれませんね。

 

準備するもの

【水彩紙】

描くものは、絵具がのるものなら何でもOKですが、水彩画専用の水彩紙を選ぶと絵具の発色が良く、毛羽立ちにくく、水分による紙のヨレなどが少ないためキレイな仕上がりとなります。

ポストカードサイズからスケッチブックまで、用途によってさまざまな大きさのものが販売されています。アウトドアでサッと描くなら、ポストカードサイズの小さめのものを選ぶと良いでしょう。

 

【クリップボード】

アウトドアで絵を描く際に、水彩紙の台紙となるものがあると描きやすいです。さらに屋外では風によって紙が飛ばされたりズレたりする可能性があるので、紙をはさめるクリップボードが役に立ちますよ!

 

【鉛筆・消しゴム】

水彩画の下書きの時に使う鉛筆と、失敗したりはみ出した部分を消すための消しゴムを用意しましょう。

 

【水彩絵具・パレット】

特にこだわらなければ、100円ショップで水彩絵の具が購入できます。さらに、パレットと一体になった固形絵具も販売されていますよ。道具がかさばらないためアウトドアでの絵描きには便利です。

 

【筆】

筆については、「丸筆」「平筆」の2本あればじゅうぶん描けます。

「丸筆」は使う場面が多い筆です。タッチによって細い線やキレイな曲線、広い範囲の塗り込みも可能です。
「平筆」は広い面を塗る際にムラになりにくく、まっすぐな直線を引くのにも適しています。

 

【筆洗い用の水】

学校などで使用するバケツ型の筆洗い桶でも良いのですが、持ち歩くにはちょっとかさばりますよね。しかも、山など散策している時にサッと書きたい場合、その場で水が確保できるかも問題です。そのような時には、ペットボトルでOK!350mlくらいのペットボトルに半分以下くらいの水を入れて持ち歩きましょう。

キャップつきなので、汚れた水をその場に捨てずに済み、捨てられる場所まで持っていくことが出来ます。

 

【ティッシュ】

パレットに出した絵具やその他の汚れのふき取りや、筆を洗った後などに水分を拭き取るためのティッシュを用意しておきましょう。汚れても良い布でもOKですが、いつでも持ち歩くティッシュの方が荷物が減り、手軽に使えて処分でき便利です。

 

どんなものを描くか

水彩画を描く対象物を決めましょう。散策中に、心が惹かれたものや、目に留まったもの、なんでも題材となります。

 

【広範囲で描く】

広大な山や空、海など広範囲にひろがる風景、そして立派な建築物など、メインとする対象物が大きなものの場合、飛んでいる鳥や海に浮かぶ船などをアクセントにすると、風景の広大さが表現しやすくなります。

 

【ピンポイントで描く】

植物や昆虫など、小さな物をメインとして描く時には、細部をよく観察して描くことがポイントです。例えば昆虫を描いた時、足や羽などの生え方や曲がり方が違うと、全く違う生物になってしまいかねません。描き方はおおざっぱでも、細部を観察し描くことで、色付けの際にどんな色を使ってもその生物が何なのか認識がしやすいです。

 

描き方の流れとコツ

【流れ】

1. 紙に鉛筆で下書きをする。

色を塗る際に鉛筆での下書きが目立ってしまうからといって、「F」や「3H」などの色の薄い鉛筆はなるべく避けましょう。色の薄い鉛筆は、芯が硬いため、紙を傷つけたり毛羽立ちの原因となる可能性があります。できれば「B」や「HB」など、芯が軟らかめの濃い目の鉛筆で、優しく薄めに下書きをしましょう。

 

2. パレットに使いたい色の絵具を出す。

描く対象物の色、自分の使いたい色の絵具を、予めパレットに出し準備しておくと良いでしょう。絵具に色がない場合、色と色を組み合わせて色づくりをしましょう。色の濃淡は、水の量で調節することが出来ます。水の量を多くすることで淡い色、少なくすると濃い色が作れます。

 

3. 明るい色から着色をしていく。

着色は明るい色、薄い色から塗っていくと失敗しにくくなります。薄い色の場合、はみ出して塗ってしまっても、後からそれより濃い色で被せるように塗ると修正ができます。

 

4.絵画の乾燥をする。

水をたっぷりと使うため、描き終わってすぐに触ると絵がくずれてしまう可能性があるため、しっかりと乾燥させましょう。

日陰や湿度が高い場所と乾きにくいです。できれば乾燥気味な場所の日向にさらしておくとと乾きが早いですよ!乾かす際は、絵が風で飛ばされないようクリップボードに挟んだままにするなど注意してくださいね!

 

【コツ】

・あまり忠実に(神経質に)なりすぎない!
・実際の色にとらわれず、感じたままを素直に表現する。
・多少変でも気にしない!
・下書きを含め、サッと短時間で!
・最初から最後まで楽しく!

 

おしまいに

水彩画を描くには、もともと絵に興味がないと描けない・・・絵心がないから上手に描けない・・・なんてことは全くありません。上手に描く事だけが素晴らしい絵ではなく、自分の感じたままを表現し形に残すものなので、楽しみの一つとして気軽にトライしてみて下さいね。お子さんの夏休みの課題や、思い出作りに役に立ちますよ!

楽しい夏の思い出を、水彩画にチャレンジして色濃いものにしてみませんか?

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