バーベキューで脇役になりがちな野菜。皮をむいたり、一口大にカットしたり、手間もかかってしまうのでバーベキューでの人気は低め……。
でも、野菜は丸ごと焼くことで、いつもと違うジューシーな味わいを楽しむことができるんです。豪快な野菜の丸焼きは、まさにバーベキューならではの楽しみ方。今回は焼くときのポイントと、丸焼きにピッタリの野菜をご紹介します。
野菜を丸ごと焼くと、水分を閉じ込めてパサつくのを防げる
バーベキューで野菜ときくと、焦げて端に追いやられた無残な姿を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は防ぐことができるんです。
バーベキューをするとき、多くの方は野菜を一口大にカットすると思います。でも実は、野菜はカットしてから焼いてしまうと、切断面から水分が蒸発してパサパサした食感になってしまうんです。また、水分が蒸発するため、そのぶん焦げやすくもなります。
カットせず丸焼きにすれば、野菜の皮が中にある水分を閉じ込めてくれるので、ジューシーな焼き上がりになりますよ!
ただ、野菜を丸ごとだと、小さな子どもにはちょっと大きすぎる場合があります。そんなときは、焼いた後で一口大にカットしてあげるといいですね。その際、野菜は熱くなっているので火傷には注意しましょう。
より美味しく焼くためにオリーブオイルを塗ろう!
野菜まるごとバーベキューをより楽しむためには、次の2つのアイテムを用意しましょう。
・オリーブオイル
・シリコン刷毛
耐熱性のシリコン刷毛で野菜にオリーブオイルを塗ってから焼くと、焼き上がりがさらにジューシーになります。
ただし、塗りすぎは厳禁。野菜から垂れたオリーブオイルが火に落ちて、勢いよく燃え上がることがあります。焼きながら少しずつ塗るのがコツです。
野菜まるごとバーベキューに適した野菜!
野菜といっても、固いものから、火が通りにくいものなどその種類はさまざま。ここでいくつか野菜まるごとバーベキューに適したものを紹介します。
ピーマン
まず、ぜひ試してほしいのがピーマンです。丸ごと網の上にのせて、表面が乾きすぎないように様子を見ながらオリーブオイルを塗っていきます。皮がしなしなになってきたら食べごろです。
なす
なすをまるごと焼くときには、3ヵ所ほど、つまようじなどで穴をあけておきます。
こうすることで、なすが破裂するのを防げます。穴からなすの汁が溢れだしてきたら食べごろです。
とうもろこし
皮のままじっくりと焼き上げます。他の料理を食べている間にコロコロ転がしながら焼くのがオススメです。皮は真っ黒に焦げますが、中はふっくらジューシーに焼きあがります。
玉ねぎ
玉ねぎは外の皮を向いて、アルミホイルに包んで直火で焼きましょう。アルミホイルが焦げるくらい放置してみてください。
中身はとろとろ、玉ねぎの自然の甘さを感じることができ、味付けしなくてもそのまま食べることができます。
ほかには、ニンジンやエリンギなどもオススメの野菜です。アルミホイルに包んで蒸し焼きにするとおいしいですよ。
バーベキューで脇役になりがちな野菜も、丸焼き+オリーブオイルでとってもジューシーに大変身。簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!
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