「テントにそこまでお金を使いたくない」「年に何回行くか分からない」「テントを設営するのがめんどくさい」「とにかく安いテントが欲しい」という人はいませんか?
今回はそんな皆さんにおすすめの激安ワンタッチテントをご紹介します。メリット・デメリットも併せてお伝えしますので、ぜひご参考にしてください。
激安ワンタッチテントのメリット
まず激安ワンタッチテントのメリットをご紹介します。
お財布に優しい
一番のメリットは「お財布に優しい」ということです。
激安ワンタッチテントは、4000円くらいの価格帯から提供されています。一方、有名なアウトドアブランドのテントだと、安くても2万円以上が一般的。
お子さんのいるご家庭など出費がかさむキャンパーにとって、激安ワンタッチテントの価格は嬉しいですよね。子どもと一緒にキャンプでテント泊! など夏の思い出作りにピッタリですよ!
女性でも簡単に設営できる
通常のテントの設営は、ポールを準備してテントに通します。このとき力が必要なテントも中にはあるのです。特に大きなテントだと、力のない女性では設営すできない場合も。
しかしワンタッチテントは、文字通りワンアクションで設営が完成するので、力のない女性でもラクラクです。
ポールを忘れる心配がない
通常のテントはポールを1本でも忘れると設営できないのが難点。しかし、ワンタッチテントはポールが装着してあるので、その心配はありません。
激安ワンタッチテントのデメリット
一方、激安ワンタッチテントにはデメリットもあります。デメリットもきちんと考慮して、十分に検討した上で購入しましょう。
雨や直射日光に弱い
高いテントはそれだけ高性能で、防水性や生地の耐久性に優れています。
一方、激安ワンタッチテントの機能性は劣ります。UVカット機能などが付いているテントもありますが、防水性や耐久性はそこまで期待できません。使い続けていくうちに、テント内に雨が染みるようになったり、生地の劣化が早くなったりすることが考えられます。
年に2~3回くらい使う程度なら、そこまで気にしなくても良いでしょう。ただいずれにしても、雨に弱い・生地の劣化が早い点は押さえておきましょう。
頻繁に使う想定の人は、雨の降らない日を選んでキャンプしたり、ブルーシートなど耐水性のあるシートでタープを作り、その下にワンタッチテントを設営しましょう。これでデメリットを解消できます。
結露に悩まされる
テントにはシングルウォールとダブルウォールがありますが、激安ワンタッチテントはシングルウォールが多いです。そして、このシングルウォールはテント内が結露してしまうというデメリットがあります。
結露の原因は、テント内と外の気温差。真夏の暖かく湿度の高い日に冷えているビールを注ぐと、時間が経つにつれてジョッキの周りに水滴が発生しますよね。これが結露です。
肌寒い季節のテント泊の場合、テント内は外に比べて、人間の体温や吐く息によって温度や湿度が高いです。そのためテント内の暖かく湿った空気が、外の冷えた空気によって水滴に変化し、結露が発生するのです。
ダブルウォールもシングルウォールも結露を伴いますが、シングルウォールのほうが結露が発生しやすいです。
激安ワンタッチテント おすすめ3選!
メリットデメリットを踏まえた上で、それでも「激安ワンタッチテントが欲しい!」という方へ向けて、厳選したおすすめ3選をご紹介します! ぜひ参考にしてください!
LICLI:ワンタッチテント(定員2~4名)
女性ひとりでも設営が簡単なワンタッチテント。価格は4,480円と破格ですが、耐水圧 3000mmにUVカットも完璧で性能はバッチリ。小窓はメッシュ素材を採用しており、通気性も良いです。
また中にはフックや収納スペースがついており、ランタンを下げたり小物を収納したりできます。最大4名で使用できるためファミリーにおすすめです。
Prairie House:ワンタッチテント ワイドサイズ(定員4名)
プライベートを保てる密閉スタイル、耐水圧1500mmの防水加工、UPF50+UVカット加工と、高い機能性を備えた激安ワンタッチテント。
特に魅力なのが防水加工。完全防水ではありませんが、急に雨が降っても荷物置きや避難場所として活躍できるだけの性能を備えています。そのためテント泊で使う予定の方には、こちらがおすすめです!
Aandyou:ワンタッチテント
カップルにピッタリなのが、こちら。カラーバリエーションが豊富なので、2人でお好きな色を選べます。価格は2,699円。紫外線から肌を守ってくれる効果を示すUPFの値は、最高の50+。海のレジャーにもバッチリです。
ただ、並んで横になるには少しサイズが窮屈のため、日除けつきのレジャーシートといった感じで考えておきましょう。
おわりに
激安ワンタッチテントには、メリットやデメリットがあります。お財布に優しいお値段ですが、それなりに機能性も落ちてしまうことを考慮しましょう。
有名なアウトドアブランドに比べると機能性には劣りますが、キャンプを初めてする人や年に数回しかキャンプに行かない人、ちょっとキャンプを体験してみたいという人は、激安ワンタッチテントから始めるのもオススメ。キャンプに慣れてくると「こんなテントが欲しい」というこだわりが出てくると思います。そのときに、ご自身のこだわりに合うテントを購入すると良いでしょう。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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