キャンプはとても楽しいですが、どうしても食材やギアにお金がかかってしまうもの。できれば、費用をなるべく安く抑えたいという方も多いと思います。
そこで今回は、どうしたら節約キャンプができるのか、ポイントを詳しくご紹介します!
ポイント① 欲しいキャンプアイテム。それ、本当に必要?
キャンパーなら誰でも、お気に入りのキャンプアイテムがほしいもの。
ですが、高性能なものやデザイン性に優れるアイテムほど、お値段も高いです。中には10万円を超えるテントなどもあります。
よって、必要以上にハイスペックなアイテムは、本当に買うべきなのか立ち止まって考えてみましょう。
たとえば、すでにテントを持っている場合。まだ使えるなら、今すぐ買い替える必要はありません。どうしても可愛いテントがほしい場合、テント周りに使用するアイテムを100均で揃えてアレンジするなど、別の方法もあります。
たとえば、インスタグラムで「#100均キャンプ」のハッシュタグを追ってみると、いろんな方が可愛らしいアレンジでキャンプを楽しんでいます。
機能面も同じです。普段のキャンプにどのくらいのスペックのアイテムが必要なのか、しっかり吟味しましょう。
たとえば、ストーブ。冬山で縦走登山(テント泊しながら山を移動)をするような人は、冬山でも問題なく使用できるストーブがないと命に危険が及びます。そのためハイスペックなストーブが欠かせません。しかし、平地の普通のキャンプでは、そこまで高性能なものは必要ありません。
ポイント② 家のもので代用する
欲しいアイテムがある人は一度、家のもので代用できないか考えましょう。
たとえば、ランタンはろうそくで代用できます。多めに持っていき、テーブルの上や周りに設置してあげると、ふんわり柔らかい光がテントサイトを照らしてくれます。
また、紙コップとLEDライトなどでもOK。紙コップをLEDライトにかぶせるだけで、ほんわか温かい光があふれます。
紙コップをおばけの形に切った、おばけライトなんかもかわいいですね。
ほかにも、クーラーボックスでキンキンに冷えたビールを飲みたい!という人もいると思います。
ただ、1泊のキャンプであれば、発泡スチロールのボックスで代用できます。発泡スチロールは保冷性が高いので、むしろ安いクーラーボックスより威力を発揮してくれることも。
キャンプの前日から、保冷剤を発泡スチロールのボックスに入れておくことで、より冷えた状態をキープできますよ。
クッカーも同じです。
確かにソロキャンプの場合は、コンパクトに収納できますし軽いものが多いので、おすすめです。しかし、新たに購入するとなると、サイズや素材にもよりますが、2,000円~5,000円くらいかかります。節約したい場合は、家のフライパンで代用できるので、それを持っていきましょう。
ポイント③ 暖かい季節は安物の寝袋でOK
暖かい季節のキャンプで使う寝袋は、安いもので大丈夫です。
実際に私も、夏のキャンプは寝袋のスペックにこだわっていません。下に敷くマットもアウトドアブランドのアイテムではなく、ホームセンターで売っている銀マットです。
これから寝袋を購入する人は、ハイスペックな寝袋が本当に必要なのか、よく考えてから購入しましょう。
(ただし高山や雪中キャンプなどは、用途に応じたハイスペックな寝袋が必要です)
ポイント④ キャンプ場は野営場がおすすめ
キャンプへいくとき、一番コストになるのがキャンプ場代。
もしテントを持っているなら、オートキャンプ場より野営場のほうがコストを抑えられるので、野営場がおすすめです。
中には、無料で利用できる野営場もあります。探すコツとしては「トイレ」「洗い場」があるか。基本この2つがあればキャンプはできるので、これだけ条件にすると探す幅が広がります(水洗トイレやシャワーが付いた野営場もあります)
ポイント⑤ キャンプ場までのガソリン代を考える
無料で利用できる野営場が遠い場合、その野営場までかかるガソリン代をざっくりでいいので算出しておきましょう。車の燃費によりますが、中には近くの安いキャンプ場へ行った方がお金がかからない場合もありますよ。
ポイント⑥ 農家直売所を探す
キャンプ場の周辺、もしくはキャンプ場までの道中に農家直売所がある場合は、ぜひ利用しましょう。野菜などを破格の値段で販売していることが多いですよ。
私の場合、無人の直売所で大きめのズッキーニが50円、なすびが5本入りで100円、ピーマン5個入りで100円などで販売されていたことがあります。
ちなみに、人がいる直売所より無人の直売所のほうが人件費がかからないぶん安いことが多いですよ。
おわりに
今回はどうしたらキャンプにかかるコストを抑られるのか、そのポイントをご紹介しました。なるべく安く、でも楽しくキャンプしたいという方は、ぜひ参考にして節約キャンプを楽しんでくださいね!
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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