アウトドアでも簡単に作れるタイ料理!今回ご紹介するのは、ビールのおつまみにピッタリの、とってもスパイシーでおいしい「ラープ・ムー」をご紹介します。
日本のタイレストランでも大人気のタイ料理を、アウトドアで簡単クッキングしてみましょう。
ラープってどんな料理?
ラープはもともとは、タイの東北地方(イサーン)の料理ですが、今ではバンコクでも日本で普通に見かけることのできる、非常にポピュラーなタイ料理のひとつです。
今回は豚肉(ムー)を使ったラープをご紹介しますが、本場のタイでは牛肉や鶏肉の他、アヒルの肉やナマズ、牛や豚の生肉、血で和えたラープなど、さまざまな種類があります。
ラープ・ムーの作り方
用意するもの
豚ひき肉 | 250g |
---|---|
たまねぎ | 1/4個 |
セロリ | 葉の部分を1/2本分 |
ミントの葉 | 10~15枚 |
わけぎ | 2~3本 |
ナンプラー | 大さじ1 |
ライム汁 | 大さじ1(レモン汁でもOK) |
唐辛子 | 適量 |
米 | 適量 |
【作り方】
1.セロリの葉、たまねぎ、わけぎを刻んでおきます。ミントの葉は食べやすい大きさにちぎっておきます。
2.フライパンに油をひかずに米を入れ、茶色くなるまでしっかりと煎っていきます。
3.煎った米を砕きます。家庭ではフードプロセッサーなどで粗挽きにしますが、アウトドアでは丈夫な封筒などに煎った米を入れ、金づちか石を使ってたたいて細かく砕きます。ここがちょっと面倒なので、事前に作り置きをしておいてもいいですね。
4.鍋かフライパンに水を大さじ2~3程度入れて火にかけ、沸騰したら豚肉を入れ、火を通していきます。
5.豚肉に火が通ったら火を止め、ナンプラー、ライム(レモン)汁、唐辛子粉、煎り米粉大さじ1程度、たまねぎ、セロリ、ミントの葉を入れて混ぜ合わせ、器に盛ったら出来上がりです。
たまねぎは、あれば紫たまねぎがおすすめですが、なければ普通のたまねぎでもOK。唐辛子粉は粉末よりも粗挽きの方がおすすめです。なければ鷹の爪を細かく刻んでもOK。調味料やハーブなどはお好みで調整してください。
まとめ
今回はアウトドアでも手早く簡単に作れ、ビールのおつまみにもご飯のおかずにもなるタイ料理「ラープ・ムー」をご紹介しました。
タイの屋台ではひき肉を使わずに、かたまりの肉を細かく切ったり、たたいて使うことが多いです。豚肉以外に、鶏肉や牛肉でも作れますので、バーベキューで余った肉を細かく切って使うのもおすすめです。
また、本場タイのラープには、パクチーファラン(のこぎりコリアンダー)の葉や、こぶみかんの葉の千切りなどもよく入っています。日本のタイ食材屋でも売っていますので、手に入る場合には入れてみてもいいでしょう。パクチー好きでしたら、セロリの葉をパクチーに変えてもいいですね。自分好みの味を見つけてください。
モットーは「人生は毎日がキャンプ!」。だいたい年間の半分以上は海外や日本国内を旅しています。山に行けば山菜や渓流の魚を料理し、海へ行けば岩場の貝や釣れた魚を堪能しています。国内では車中泊が多いですが、海外では列車での国境越えや、駅で段ボールを敷いて野宿することも。基本的には無計画で行き当たりばったりの旅。山菜はいろいろと食べてみた中で、美味しかったものを中心にご紹介します!
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