キャンプ場でもよく目にする、青く可憐な花が印象的な日本古来の野草・ツユクサ。実は食べられる雑草だってご存知でしたか? 今回はツユクサの採り方・食べ方、そして簡単なレシピをご紹介します!
ツユクサの採り方
ツユクサは日本全国さまざまなところに生えています。特に、
・公園
・道端
・田畑のあぜ
などを探すと見つかりやすいです。湿り気のある場所をよく探してみてください。
開花時期は6〜9月。ですが、採取のタイミングとしてベストなのは開花前。若葉の状態のツユクサのほうが柔らかく、調理するのに適しているからです。サラダなどにとても向いています。
ただ薬効を期待するのであれば、花が咲いたものを採取しましょう。植物は開花中が最も元気だといわれています。
ツユクサの食べ方
ツユクサはクセやアクがほとんどなく、どんな調理法にもよく合うので、普通の野菜と同じような感覚で使って大丈夫です。柔らかい葉や茎は生のままサラダにしたり、ゆでて和え物やおひたし、煮びたしにしたり。さらに炒め物や酢の物、天ぷらなど、いろんなバリエーションが楽しめます。
花も食べられるので、サラダやスープに浮かべたり、デザートに添えたりすると、料理がオシャレに見えますよ。つぼみは天ぷらにするのがオススメです。
【レシピ1】ツユクサのおひたし
鍋に湯を沸かし、塩を一つまみ入れてさっとゆで、麺つゆをかければ出来上がりです。こんなに簡単で材料は雑草なのに、そうとは思えないくらいおいしいですよ。あくはほとんどなく、軽くぬめりがあって、ツユクサならではの味わいを楽しめます。
【レシピ2】ツユクサの胡麻マヨネーズ和え
塩を一つまみ入れた湯を沸かし、さっとゆでて食べやすい大きさに切ったものを、胡麻とマヨネーズ、少々のしょうゆで和えただけです。個人的にはこの食べ方が一番好きです!
【レシピ3】ツユクサの青菜炒め
ツユクサを使って青菜炒めを作ってみました。
用意するもの
ツユクサ | 両手にいっぱいくらい |
---|---|
ニンニク | 1かけ |
塩 | 適量 |
コショウ | 少々 |
鶏がらスープの素 | 少々 |
1. ツユクサをよく洗い適当な大きさに切ります。
2. 熱したフライパンに油をしき、みじん切りにしたニンニクを炒めます。
3. ニンニクに火が通ったら、ツユクサの葉を入れて炒めます。
4. 塩コショウ、鶏がらスープの素、水を入れて炒めます。
5. できあがり!
大きくなった葉は炒めると固くなるので、なるべく若い葉を使うのが美味しく作るコツです。
まとめ
初夏から初秋にかけて青く可憐な花を咲かせるツユクサ。どこにでも生えていて、採取できる時期も長いので、わりと簡単に手に入ります。今まで食べてこなかったのがもったいない気がするくらい、美味しい料理に大変身するので、みなさんもぜひ、ツユクサレシピに挑戦してみてください!
モットーは「人生は毎日がキャンプ!」。だいたい年間の半分以上は海外や日本国内を旅しています。山に行けば山菜や渓流の魚を料理し、海へ行けば岩場の貝や釣れた魚を堪能しています。国内では車中泊が多いですが、海外では列車での国境越えや、駅で段ボールを敷いて野宿することも。基本的には無計画で行き当たりばったりの旅。山菜はいろいろと食べてみた中で、美味しかったものを中心にご紹介します!
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1 件の口コミ
名無しさんさん [
]すごーい
食べてみました