キャンプ場で実践しよう!自然を守るための基本マナー

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現在、キャンプブームが一気に加速し、自然の中で遊ぶ楽しさが広まり、どんどん浸透してきました。

その影響もあってか、キャンプ場の数も増え、多く人たちが自然を求め、訪れるようになりました。

自然に触れることで心も体も健やかになれる、とても良い遊びの環境ですよね!

しかしながら、自然は無限ではありません。自然を壊すのも守るのも人間なのです。

自然は人工物とは違い、一度壊すと復元するには、それはそれは長い年月と費用を必要とします。

キャンプ場での過ごし方など、最低限のルールはキャンプ場で掲げてくれていますが、その中に記載がなくても、利用者が自然を守る上で大切な、ちょっとした心がけもあるので、いくつかご紹介しますね。

 

食器用洗剤

キャンプで楽しい食事のあとは、炊事場にて食器洗い。

バーベキューなどで使った食器や調理器具には、油や焦げが多く付着し、たくさんの洗剤を使ってしまいがちですよね。

私たちが暮らしている住宅地では、生活汚水を浄化する下水処理がされているので、あまり食器用洗剤などの成分を気にすることも少ないかと思います。

しかし、キャンプ場では下水処理の設備がないところが多く、汚水をそのまま川や土などへ流したりしている場合もあるので、食器用洗剤は、植物由来のものなど、環境に優しいものを選ぶようにしましょう。

今ではエコ洗剤の種類がだんだんと増えてきました。中身の成分の違いだけではなく、オシャレなパッケージのものもありますので、食器洗いが楽しくなりますよ!

そして食器を洗う前に、キッチンペーパーなどで、おおまかな汚れを拭っておくことをおススメします。このちょっとしたひと手間で、使う洗剤と水の量が少なくて済み、エコにつながります。さらに洗う時間も少なくてすむのでおススメですよ。

 

焚火台の下敷き

キャンプと言えば焚火!というくらい、楽しいイベントの定番ですよね!

今では直火NGのキャンプ場が増えてきており、初めから焚火台を準備される方が多いようです。

でも、なぜ焚火台を使っているのに下敷きが必要なの?と思う方もいるのではないでしょうか。

それは焚火台の下からの熱と、火の粉、焚火台からの炭の落下などによって、芝生や植物が焼けたり、火災が起こったりするのを防止するためです。

焚火台は、地面から高さを設けていますが、焚火台の下からも熱が放出されています。それは遠赤外線で、直接火が当たっていなくても、長時間当て続けることで芝生などが焼けてしまうのです。さらに芝生が枯れている冬場では、乾燥した葉が燃えてしまい、火災になる恐れがあるため、予防策として焚火台の下敷きの利用をおススメします。

中には下敷きを準備されているキャンプ場もありますが、下敷き使用のルールを掲げていないキャンプ場の方が多いようです。

地面の状態を少しでも良く保てば、次に来られる方がまた気持ちよく過ごせますね。そしてキャンプ場を管理する側も、とても嬉しい事だと思います。

今では多くのメーカーから、焚火台シートというものが販売されていますので、予め準備しておくといいですよ。

もしくは、お手持ちのアルミホイルや、コンロの油跳ねを防止するためのレンジパネルなどを敷いても良いでしょう。

 

動植物の無断採取

キャンプなどで自然の中に足を踏み入れると、多くの種類の植物に囲まれ、野生動物たちも身近な存在になります。

自然の中の生き物たちは、自然の中で共生していくためのサイクルがあり、それらを傷つけたりすることで、生態系が壊れてしまう可能性があります。

散策をしている時に、綺麗な植物があったとしても、キャンプ場の許可なしに無断で採取することはやめましょう

動物も同じです。可愛い動物と遭遇した時に、捕獲や接触などしないようにしましょう。

 

 

ゴミの取り扱い方

今では、ゴミの取り扱いルールが徹底されているキャンプ場がほとんどですね。ゴミの扱い方を間違えれば、環境汚染につながってしまうからです。

可燃ゴミ、ビン、缶、などの分別はもちろんのこと、その他、キャンプ場によって扱いが違うゴミの種類などがあるので、よく確認をしましょう。

そして、匂いの出る食べ残しなどの生ゴミや、食べ物の匂いのついたゴミなどを放置すると、野生動物が寄ってきて荒らしてしまうこともあります。

野生動物が、人間の食べ残しなどをあてにして、キャンプ場を頻繁にうろついてしまう事態にならないよう、利用者が注意しなければなりません。

サイトから離れる時や就寝前には、ゴミ袋を外に放置せず、サイト内でのゴミ管理も怠らないようにしましょう。

 

最後に

By: nubobo

自然の中で遊ぶには、「自然の中で遊ばせてもらう」という意識と「自然を守る」というルールのもとでの振る舞いが大切だという事がご理解いただけましたでしょうか?

季節ごとに移り変わる美しい風景や空気、水、そこに息づく可愛い動植物たちを、優しい目で見守っていきましょう。

利用者の皆が、常日頃そういう意識をもって自然を大切にしていければ、自然はもっと多くの美しさや癒し、そして感動を、私たちに与えてくれるかもしれませんよ。

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