キャンプ飯に添えたい、体に嬉しい塩レモンレシピ

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By:George M. Groutas

キャンプ飯は、普段の日常ではあまり出来ないような、大きなお肉を調理したり、ピザを焼いたり、好きな食べ物を豪快に調理し、その料理に舌鼓を打つ最高の時間ですよね!

しかし、特別な時間だからといって好きなものを好きなだけ食べていたら、リフレッシュどころか、体に負担をかけて体が疲れてしまうのです。今回は、心も体もリフレッシュできる万能調味料、『塩レモン』を使った簡単レシピをご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみて下さいね!

 

塩レモンとは?

塩レモンとは、読んで字のごとくレモンを塩で漬けたもの。塩で漬け熟成させることによって、保存が効き、素材の旨みを引き出してくれる不思議な効果があるのです。

もともとは、モロッコでお肉料理やタジン鍋などに使われる、伝統的な万能調味料だそうですよ!

少量を口にしただけでも、粗塩の強い塩味とレモンの強烈な酸味が合わさり、そのまま食べると顔がクシャクシャになるほどです。さらにレモンの皮のほろ苦さが良いアクセントとなり、いろいろな料理に爽やかさをもたらしてくれます。

夏に失われがちな栄養素がギッシリで、暑い季節にピッタリな万能調味料として使えます!

 

健康と美容に嬉しい効果

ビタミンC

レモンの代表的な栄養素であるビタミンCはメラニンの生成を抑え、肌のシミやソバカスなどを薄くしたり、これからの発生を予防してくれる働きがあります。さらに、免疫力を高める作用があるため、疲労回復や風邪などの病気予防効果も期待出来ます。

クエン酸

レモン特有の酸っぱさである酸味は、クエン酸は、体のエネルギー消費を早く回復するための作用が働き、疲労回復を助ける成分です。さらに、疲労物質の乳酸を体内に溜めにくくする作用もあるため、体を動かすことの多いアウトドアでは嬉しい効果ですね!

リモネン

リモネンとは、レモンの皮に含まれる精油物質で、レモンが放つ爽やかな香り成分のこと。ヒーリング効果をもたらすとされ、アロマオイルなどでも使われる天然成分です。

このリモネンは、体の基礎代謝の向上にも一役買っていて、コレステロールの減少が期待できるとされています。生活習慣病の改善や、ダイエットにも役立ちそうですね!

ミネラル

粗塩には、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど多くの種類のミネラルが豊富に含まれています。ミネラルは、歯や骨の構成、神経や筋肉の興奮の抑制、心臓や筋肉の機能調整、酸素の活性化など、体の重要機能を助ける効能があります。このミネラルは体内で作り出すことが難しく、外部から摂取しなければならない成分なのです。

 

自家製!塩レモンの作り方

 

材料(作りやすい量)

・国産レモン(無農薬のもの)・・・3個

・粗塩・・・レモンの重さの20%

・保存ビン(熱湯消毒し乾燥させたもの)

作り方

1. レモンはスポンジなどを使い、黒い斑点や汚れを綺麗に洗い落とす。

2. レモンの両端を切り落としてから、5mm幅くらいのいちょう切りにする。お好みで、輪切りやくし形などに切っても良い。

3. 熱湯消毒をし乾燥させた密閉式のビンの底に、粗塩を敷き詰める。その後はレモン、粗塩の順に交互に入れ、最後は塩で終わらせるようにする。

4. 瓶の口にラップしてから蓋を閉め、冷暗所に置く。

5. 1日1回ビンを上下の振り、粗塩が全体にまんべんなく行き渡るようにする。

6. 日ごとにレモンからの水分が出てきて、爽やかな香りがたち始めてきた頃の約1週間ほどで出来上がり。

保存方法

保存は冷蔵庫が基本です。清潔な密閉容器で保存すれば1年以上の保存が可能です。塩レモンを容器から取り出す際は、雑菌が入らないよう注意してください。キャンプに持って行く際は、必ずクーラーボックスに入れ、直射日光が当たるような場所に放置しないようにしましょう。

 

超簡単!塩レモンレシピ

【キャベツの塩レモン浅漬け】

材料(2人分)

・キャベツの葉・・・2枚(大きめの葉)

・塩レモン・・・30g

作り方

1. キャベツの葉は、大まかに手でちぎる。

2. 塩レモンはみじん切りにする。

3. 清潔なビニール袋に1.のキャベツと2.の塩レモンを入れる。

4. 塩レモンが全体にいきわたるよう揉み、キャベツがしんなりしたら出来上がり!

※塩レモンの量はお好みで加減してください。

※揉む際は、キャベツの食感を残すよう弱めに。

 

【マグロとアボカドの塩レモン漬け】

材料(2人分)

・マグロの赤身・・・100g

・アボカド・・・半分

・塩レモン・・・30g

・しょう油・・・適量

・煎りゴマ・・・適量

作り方

1. マグロの赤身とアボカドは1.5cm角の角切りにする。

2. 塩レモンはみじん切りにする。

3. シェラカップなどの器に1.と2.を入れ、スプーンでさっくりと混ぜ合わせる。

4. しょう油と煎りゴマを軽く振り出来上がり!

 

【鶏唐の塩レモンヨーグルトソースがけ】

材料(2人分)

・鶏のから揚げ・・・200g

・プレーンヨーグルト・・・大さじ2杯

・マヨネーズ・・・大さじ1杯

・塩レモン・・・大さじ1杯

・パセリ・・・適量

作り方

1. 鶏のから揚げは既に出来ているものでOK!大きければ食べやすい大きさにカットする。

2. 塩レモンとパセリはみじん切りにする。

3. ボウルにプレーンヨーグルト、マヨネーズ、塩レモン、パセリを入れ、よく混ぜ合わせる。

4. 温めた鶏のから揚げをお皿に盛り、3.のソースを全体にかけたら出来上がり!

※パセリの代わりにブラックペッパーを最後にふりかけてもGOODですよ!

 

【中華風塩レモンたたきキュウリ】

材料(2人分)

・キュウリ・・・1本

・中華だし・・・小さじ1杯

・ゴマ油・・・大さじ1杯

・塩レモン・・・大さじ1杯

・煎りごま・・・適量

作り方

1. キュウリはピーラーで、縦に3本くらい皮をむいてから棒で叩き乱切りにする。

2. 塩レモンはみじん切りにする。

3. 清潔なビニール袋に中華だし、ゴマ油、塩レモンを入れ手で揉んで混ぜておく。

4. 3.に1.のキュウリを全量入れ、手で揉み味を馴染ませる。

4. キュウリがしんなりしてきたら器に盛り、煎りごまををふりかけ出来上がり!

※辛いのがお好きな方は、調味料の中に赤唐辛子(輪切り)を加えると、ピリッとしてお酒のおつまみになりますよ!

 

【塩レモンドリンク】

材料(1人分)

・水・・・コップ1杯

・ハチミツ・・・大さじ1杯

・塩レモン・・・小さじ2杯

作り方

1. 塩レモンを細かいみじん切りにし、すり潰しペースト状に近い状態にする。

2. コップに2.の塩レモンとハチミツを入れ、水を注ぎハチミツが溶けるまでマドラーなどでよく混ぜたら出来上がり!

※水の代わりに炭酸水をベースにすると、シュワっとした爽快感が暑い日にピッタリなドリンクに!

※水とハチミツの代わりにスポーツドリンクや、オレンジジュースなどにすると、いろいろな味が楽しめますよ!

 

おしまいに

紫外線が強く、たくさんの汗をかくこれからの暑い季節にぴったりな、体にも美容にも嬉しい塩レモン。

暑い日に失いがちな体の栄養素と、心身共にリフレッシュできる爽快感を与えてくれます。アウトドアだけではなく、自宅でも常備が必須な調味料になりそうですね!塩レモンで、暑い日のアウトドアを元気に楽しんじゃいましょう♪

オリジナル塩レモンレシピを考えるのも、キャンプの楽しみのひとつになるかもしれませんよ。

※塩分がかなり強いので、塩分の過剰摂取にならないよう気を付けてくださいね

 

 

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