行者ニンニクの独特な香りと味わいに、虜になってしまう人も少なくありません。春の季節にしか採取することができない行者ニンニクですが、みなさんどんな食べ方をしていますか?今回は、行者ニンニクについてや、キャンプ時の調理法をご紹介します。とても簡単に誰でもできるので、試してくださいね。
行者ニンニクとは?
行者ニンニクっていったい何?という人の為に、少し行者ニンニクについてご紹介します。行者ニンニクとは、ネギ属の多年草で山菜の一つです。行者ニンニクの名前の由来ですが、山に籠って修行をする行者さんが食べていたことや、食べることで滋養がつきすぎてしまい修行どころではなくなった為、食べることが禁止されたからとも言われております。
北海道では、行者ニンニクのことを「アイヌネギ」とも呼ばれていますよ。北海道からカムチャツカ半島南部にまたがる地域に居住していたのが、アイヌと言われる民族です。アイヌの人たちは春先になると大量に採取し、乾燥保存して一年中食べられていたと言われております。ちなみに、茎の太さが1㎝ほどで、まだ葉が開いていない状態の行者ニンニクが、味や香りともに珍重されております。
行者ニンニクのおひたしレシピ
今回は、キャンプ時に手軽にできる「おひたし」の調理法についてご紹介していきます。
用意するもの
行者ニンニク | 食べる分 |
---|---|
めんつゆ(3倍濃縮) | 50㏄~行者ニンニクの量に合わせて増やす |
かつお節 | 少々 |
水 | 鍋たっぷりの水 |
塩 | 小さじ1 |
作り方
1.鍋たっぷりに水と塩を入れて沸騰させます。
2.行者ニンニクを入れて30秒ほど茹でます。
3.30秒茹でたら、取り出して、5cmほどにカットしていきます。
4.めんつゆに5分ほど浸します。
5.お皿に盛りつけて、かつお節をのせて完成です。
他にもいろいろ!行者ニンニクの使い方
行者ニンニクには、調理方法がいくつかあります。
・ジンギスカン
・餃子
・醤油漬け
・キムチ漬け
・卵焼き
ジンギスカンをするときに、長ねぎや玉ねぎの代わりに行者ニンニクを入れたりすると、とても美味しいですよ!その他にも餃子をつくる際に、ニラ代わりに行者ニンニクを入れる調理法や、キムチに漬けたりと様々ですが、その中でも醤油漬けにすると、年中食べることができます。そして生の行者ニンニクが無くても、餃子をつくる時に醤油漬けを入れて調理することができます。
おわりに
行者ニンニクについてやおひたしの調理法についてご紹介しました。行者ニンニクそのものの味を堪能できる調理法です。茹でて浸すだけで、お手軽絶品料理の完成です。キャンプ時に、行者ニンニクが登場したら、ぜひおひたしにして味わってみてください。
自然をこよなく愛するアウトドアライター。テント泊が大好きで、テントを張れる場所であればどこでもテント泊します。わいわいキャンプも好きだけど、少人数のしっぽりキャンプも好き。培った経験をもとに、使っているギアや読者様のタメになる情報を発信していきます。
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