海辺のキャンプでは釣った魚をそのまますぐに料理して食べるのが楽しいですよね!
大きな魚はすぐに刺身にして食べたり、焼いたり煮たり、いろんな調理方法がありますが、今回はフライパン一つで簡単に作れてしかもおいしい「アクアパッツァ」をご紹介します。
アクアパッツァとは?
イタリア料理の定番メニューで、いろいろなお店でよく見かける料理ですよね。
ブイヨンなどを使わずに、水とトマト、白ワインを加えて煮込んだ魚のスープなのですが、もともとの古典的なアクアパッツァにはトマトやワインが入らずに、水、オリーブオイル、ニンニクで作られていたそうです。
作り方
とってもシンプルな料理なので魚の味がそのまま出ます。新鮮なお魚なら何を使ってもおいしく作れます。
用意するもの
釣った魚 | 大きさにより適量 |
---|---|
ニンニク | 1かけ |
赤唐辛子 | 1本 |
塩・コショウ | 適量 |
オリーブオイル | 大さじ2~3 |
水 | 1/2カップ2 |
白ワイン | 1/2カップ2 |
1.魚はウロコ、内臓などを取りのぞき、水洗いして水気を切ったら塩をふって10分ほど置いておきます。水気が出てくるのでキッチンペーパーで拭いて水分を取ります。
2.身に切り込みを入れ、塩、こしょうで下味をつけます。にんにくは縦半分に切り、包丁で潰しておきます。
3.フライパンにオリーブオイルとにんにく、赤唐辛子を入れ火にかけます。
4.香りが立って来たら魚を入れて両面の皮目に焼き色がつくまでしっかりと焼きます。
5.水、白ワインを入れてふたをして10分ほど煮ます。
6.魚にしっかりと火が通ったら、仕上げ用のオリーブオイルを回しかけ、味見をして足りなければ塩を足し、器に盛ったらできあがり。
あればイタリアンパセリやバジルなどを散らしてください。
まとめ
今回は釣った魚をすぐその場でアクアパッツァにしてみました。もちろん買ってきた魚や切り身でも作ることができますが、やっぱり魚本来の味を楽しむなら釣れたてに限ります。
大きくて脂がのった魚が釣れた時には、やっぱり刺身や焼き魚で食べることが多いのですが、この料理はオリーブオイルとにんにくでコクを出しますので、小さくてあまり脂がのっていない魚が釣れたときなんかに特におすすめの料理です。
また、今回は、たまたま身近にあった食材で作ったので、超シンプルなアクアパッツァを作ってみましたが、トマトがあればより一層おいしく作ることができます。ミニトマトを彩りよくちらしてみてもいいですし、ドライトマトは煮込むと甘みがじわっと広がり、より魚本来の味を引き立たせてくれるでしょう。
「これ、どうやって調理しよう?」っていうような魚が釣れた時にはぜひ試してみてくださいね!
モットーは「人生は毎日がキャンプ!」。だいたい年間の半分以上は海外や日本国内を旅しています。山に行けば山菜や渓流の魚を料理し、海へ行けば岩場の貝や釣れた魚を堪能しています。国内では車中泊が多いですが、海外では列車での国境越えや、駅で段ボールを敷いて野宿することも。基本的には無計画で行き当たりばったりの旅。山菜はいろいろと食べてみた中で、美味しかったものを中心にご紹介します!
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