【海辺のキャンプにおすすめ】磯で採れる貝の紹介&そのまま使えるレシピ!

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夏のキャンプは山もいいけどやっぱり海!という方もいらっしゃるでしょう。釣った魚をその場で刺身にして食べるなんて、もう最高です!!
お父さんが釣りをしている間、お母さんと子供たちは磯遊び、なんて光景もよく目にしますよね。そこで今回は磯だまりで簡単に見つけることのできる貝の紹介と、採取した貝を使った簡単レシピをご紹介します。

磯で採れる貝

日本には岩場の続く海岸がたくさんありますが、満潮の時には海中に隠れていて、干潮の時に顔を出す岩場のことを「潮間帯」といいます。
この「潮間帯」の潮だまりや岩のくぼみにはたくさんの種類の貝が生息しています。よく見かけて食べられるものをいくつかご紹介しましょう。

スガイ


カラクモガイ、サザエダマ、サザエの子などいろんな名前で呼ばれており、磯だまりでは最もよく目にする貝の一つです。サザエの仲間というだけあって非常に味もよく、地域によっては海辺の集落などで食べられています。
海中があまり好きではなく、潮間帯の岩場の上などに上がってきているので簡単に採取することができます。

イシダタミガイ


名前の通り、まるで石畳のような模様があり丸みがありかわいい貝で、北海道~九州まで全国の潮間帯で簡単に見つけることができます。磯で採れる貝の中でもかなり味がよく、茹でてビールのおつまみにはぴったりなのですが、口が小さいため身を取り出しにくいです。
ハンマーでたたいて割ろうとしたこともありますが、殻が厚くて割れませんでした。なので、身を食べずにみそ汁の出汁などとして使うのがいいかもしれません。
非常にいい出汁が出ます。

イボニシ


日本全国の潮間帯で普通に見つけることのできる貝です。岩に付着した藻類などを食べているスガイなどとは違って、肉食性の貝で、養殖のカキなどを襲う有害種の貝として漁業者には嫌われています。
内臓に独特の苦みと辛みがあり、いわゆる珍味として好んで食べる地域もあるそうです。

カサガイの仲間


カサガイの仲間にはベッコウガサ、マツバガイ、ヨメガガサなどがありますが、全部ひっくるめて「イソモノ」とか「イソモン」などと呼ばれていることも多いようです。
岩場にくっついているところをよく見かけると思いますが、採取する際には、貝が油断しているすきに、サッと貝と岩の隙間にドライバーやバターナイフなどを入れてはがします。素早くやらないと岩にきつく吸い付いてしまい取れなくなってしまいますのでスピード勝負です。

ゆですると自然に殻から身が外れますので、茹ですぎないよう、殻から外れたらすぐにお湯から取り出します。
塩ゆでや酒蒸し、煮物、バター焼きなどどの調理法でもおいしく食べられ、また磯だまりの貝にしては珍しく刺身で食べることもできます。

採った貝を使うレシピその1「磯で採取した貝を使ったレシピ」

今回は磯だまりで採取した貝(スガイ、イシダタミガイ、イボニシ、バテイラ(しったか)、クボガイなど)を全部まとめて炊き込みご飯にしてみました。

磯の香りと貝の甘みを楽しめる海辺のキャンプならではの味です。

用意するもの

採取した貝適量
2合
適量
しょうゆ大さじ1~2
みりん小さじ1~2
適量

1.磯だまりで採取した貝はしっかりと水で洗い、汚れなどを落としておきます。
2.鍋に湯を沸かし、採取した貝を塩ゆでにします。この時に茹ですぎないように気をつけること。
3.ゆであがったらつまようじや針などで貝の身を取り出し、身とワタに分けます。
4.身は砂をかんでいることがあるので、ボールなどに入れて水洗いし、ざるにあげておきます。(この時洗いすぎるとせっかくの出汁が出てしまうので洗いすぎないように。)
5.ゆで汁は汚れが浮いていることが多いので、キッチンペーパーなどでこしておきます。
6.4の貝の身は水気を切って醤油、みりん、酒をふっておきます。
7.といだ米を鍋やはんごうに入れ、5のゆで汁少々と、6の貝を入れ、残りは水を入れ調整します。(ゆで汁の量はお好みで。ほのかに磯の香りを楽しめるくらいの量がベスト。塩ゆでしていますので、入れすぎると塩辛くなります。)
8.炊き上がったらさっくり混ぜて蒸らしてから器に入れていただきます!

お好みでショウガや焼きのり、ゴマなどをちらしてもOK。今回はワタを外して炊き込みましたが、ワタ入りでもおいしくいただけます。

採った貝を使うレシピその2「ワタを使った簡単おつまみ」

残ったワタをしょうゆ、酒、みりんでサッと煮付けるだけの簡単おつまみです。スガイにはワタに苦みやクセがほとんどなく、ほのかな甘みがありますので、スガイのワタだけを使ってもいいでしょう。
日本酒好きの方には特におすすめの簡単おつまみです。タカノツメを入れてピリ辛にしてもいいですね。

その他:貝毒には気をつける

貝毒ってご存知ですか?
読んで字のごとく貝類の毒のことで、海中の有毒なプランクトンを食べた貝にその毒性が蓄積され、それを食べることによって「貝にあたる」、つまり食中毒などを引き起こすんです。

貝毒については、都道府県の農林水産部など各担当部局で毎年公表されています。
毒性をもつプランクトンは水温の上がり始める 4月ごろから5月ごろの期間に発生することが多いため、冬の終わりから海水中のプランクトンや貝の検査を行い、毒の量を検査し安全を確かめ公表しています。念のため確認しておきましょう。

東京都の例:
貝毒調査|農林水産|東京都産業労働局(http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/nourin/suisan/kaidoku/)

大阪府の例:
大阪府/報道発表資料/貝毒発生拡大中!!引き続き、大阪府の海岸の天然アサリや淀川下流部のシジミをとって食べないで!(http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=23694)

上記のサイトどちらともに二枚貝について書いてありますが、巻き貝でも貝毒が発見された例があるので、ご注意ください。
巻き貝による貝毒防止|HIRADOじかん情報|長崎県 平戸市(ひらどし)ホームページ(http://www.city.hirado.nagasaki.jp/kurashi/life/consult/kujyo/kjo02.html)

まとめ

今回は磯の潮だまりや岩のくぼみに生息していて簡単に採取することのできる貝についてと、磯の香りを楽しめる炊き込みご飯をご紹介しました。

磯遊びをしているとついつい楽しくなってたくさん採ってしまうという方もいるかもしれませんが、その日に食べきれる量だけにして、残りは必ず元の場所に返すようにしてくださいね。
また、自宅へ持って帰って調理してみたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、途中で死んでしまうことが多いため、その日のうちにその場で新鮮なうちに調理して食べるようにしましょう。

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水原和希
モットーは「人生は毎日がキャンプ!」。だいたい年間の半分以上は海外や日本国内を旅しています。山に行けば山菜や渓流の魚を料理し、海へ行けば岩場の貝や釣れた魚を堪能しています。国内では車中泊が多いですが、海外では列車での国境越えや、駅で段ボールを敷いて野宿することも。基本的には無計画で行き当たりばったりの旅。山菜はいろいろと食べてみた中で、美味しかったものを中心にご紹介します!
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